音の聞き方の変化

正直、イヤホンで曲を聴く概念は無かった。むしろ音楽を聴くと言う事は

『空気中で拡散した音粒子を拾う』のが音を聞く基本。

と言う、斜に構え尖った概念が自身にあった。

だから、カセットのウオークマン、MDウオークマンは持っていたが、あくまでライブ時の『音源収集』用途がメーンであった。
イヤホン、ヘッドホンの必要性が無い環境に身を置いていたのもそうだ。前職では車通勤なので『ガンガン音楽を鳴らし』歩く事等まず皆無だった。

それと、12年前まで。自身10年強〜カーオーディオを販売&取付けしていた事に起因している。

客と機器を選定し組み上げ、そのままインストール出来ない車種も、木枠を取寄せ加工して取付ける。スピーカーに至ってはトゥイーター(高音部)スコーカー(中音部)ウーハー(低音部)をバラバラに組み上げ、ヘッドユニットからネットワークを介してアンプからスピーカーへ。トランクルームへバッフル板をシートの背中面に貼付けレザーシートを貼付け見栄えも重視。トランク自体をウーハー容積部として鳴らす。取付後はネットワークにて音のバランスを自身の耳と客の好みで作り込む。この作業はこの仕事でしか経験出来ない貴重な体験でもある。こういった手間ひま掛けて仕上げる。爽快で迫力あるサウンドが得られたモノ。客の喜びは自身の喜び♪んなことで残業代や休みなんて全然関係無い。

また、この作業が難航すればする程燃え上がり、上司、同僚、部下を交えて深夜〜明け方迄行ったものだ。いわばDIY的な作業をやっていたので、手先の器用さはそういった所の経験の賜物と自負している。

今もMACの音楽をアンプに接続し、聞きながらコレを書いているが、家で一人の際は、その楽曲に最適な今の環境に適した、極限迄ボリュームを上げて聞く様にしている。当然、音の調整も自分の好みで行っている。

そうして、イヤホンで音楽を聴くのは時代の流れと言えよう。
イヤホンやヘッドホンを販売していながら、軽く見ていたが、昨今の技術には目を丸く…いや、『耳を丸く』してしまった(笑)
5000円程度のイヤホンでも確実に音を音楽として聞き入れる事が可能だ、無論1万以上の高級製品も良い。が、コレばかりは自分の好みに左右されてしまう。
ラーメンを食べに行って海鮮ラーメン3000円ってのがあったとして、皆がうまいうまいと食べるか?答えは否である。どこだかの700円の味噌ラーメンが最高と唱えるものもおるだろう。

だから音響製品は深いものなのだ。携われる喜び。コレは私の様な音響馬鹿にしか知り得ない、崇高な世界である事を記してこの章を終わりとする。

ここまで読破した、奇特&暇〜な諸氏には、何かしらの御礼を。。。

う、うそこけっ!!(爆)


※フェイスブックからの転載。
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by kisobauz | 2012-11-26 10:56